扇平別荘団地開発計画 これまでの主な経緯

  新しい出来事を上に追加していきます。

'07.02.01.新聞折込み。「WETLAND軽井沢」第5号。(B4片面)

――――↑これより2007年―――――――――――――――――――――――――――――

'06.12.18.町建設課長、生活環境課長らと会談。あらためて扇平の湿地の保護を要請。

'06.10.31.町議2会派「政策集団シリアス21」と「政策研究会プランテーク」の議員の皆さんと懇談会。

'06.08.12.新聞折込み。「WETLAND軽井沢」第4号。(B4片面) 

'06.07.25.午後、軽井沢町が「開発許可申請書」を、開発が適切なものであるとは判断できない、として、
      業者に返却。

'06.07.25.午前、長野県佐久地方事務所は、先に提出されていた「大規模開発調整地域内行為届書」を、
      受理できないとして業者に返却。

'06.07.22.新聞折込み。「WETLAND軽井沢」第3号。(B4両面) 

'06.06.22.町長へ要請・懇談。町長;「軟弱地盤であり、県の下水道の指導基準を満たせない物件と認識し
      ている。」

'06.06.15.社会常任委員会で、先に継続審議としていた「陳情書」を再審議。再び継続審議となる。全議員
      が「住宅地としての開発は問題あり、『開発許可』の審査は慎重に」と発言。社会常任委員会を
      傍聴。

'06.06.12.県庁へ説明・要請に。住宅部、生活環境部部長2名と県職員約15名出席。

'06.05.28.「でいらんぼう広場」参加の軽井沢サクラソウ会議、湿地問題をテーマに取り上げる。

'06.05.22.建設事務所 砂防課へ。防災面での危険性指摘。担当者の理解を得る。

'06.05.19.I補佐・K係長に業者との協議状況を聴取。慎重協議を要請。

'06.04.22.「守る会」現地観察会。参加者は防災上の問題点を認識。

'06.04.20.チョッピリ・タップリ勉強会を開く。テーマは「湿地の中にできた町」など。

'06.04.17.新聞折込み。「WETLAND軽井沢」第2号。(B4両面) 

'06.04.11.町 新生活環境課長+I補佐に業者との協議状況を聴取。慎重協議を要請。

'06.04.06.地方事務所との懇談。環境保全チームに最新調査結果を説明・要請。

'06.04.04.「守る会」現地調査。

'06.03.21.「軽井沢(扇平)の湿地を守る会」第1回総会。

'06.03.18.観光協会会長と懇談。

'06.03.17.社会常任委員会で、「軽井沢(扇平)の湿地を守る会」の陳情書討議。継続審議となる。企画
      課長との懇談、開発阻止を要請。新聞記事のN課長発言が業者を利すると抗議。

'06.03.14.町議会第3回定例会で、T議員一般質問で「扇平」を取り上げる。

'06.03.10.町担当者へ「扇平別荘団地開発予定地に関する資料集」配布。全議員にも同資料集配布。

'06.02.27.軽井沢町議会 議長あてに「湿地生態園の設置に関する陳情書」を提出。

'06.02.26.「われもこうの会」総会の場を借りて、公開の湿地講演会「日本有数の湿地帯であった軽井沢」
      を開催。大好評!

'06.02.22.ホームページ開設。FAX、インターネット署名開始。

'06.02.14.「軽井沢(扇平)の湿地を守る会」と3業者との話し合い。(県、合同庁舎で。)この湿地開発は
      危険、宅地として不適格、貴重な自然の保全を訴える。

'06.02.10.町長との話し合い。「地盤が悪く、宅地開発には向かないと思う。」と町長。

'06.01.31.県の生活環境課・建設課へ「扇平と山津波」文書提出。

'06.01.30.予定していた業者との話し合いは、業者側から一方的にキャンセルされる。S建設は(株)Wの
      全ての業務の代理人ではないという理由で。

'06.01.27.地方事務所生活環境課、水抜き水路埋め戻しを確認。林床をなるべく傷つけないようにと指
      導する。しかし、やはりブルドーザーで大規模に林床が破壊されている。

'06.01.26.町、建設課長・生活環境課長、環境係と懇談。「軽井沢町都市計画」でも湿地の大切さをうたっ
      ている。湿地は軽井沢の歴史・文化。全部無くしてしまっていいのか?

'06.01.23.新聞折込み。「―最後の貴重な湿地「扇平」がなくなろうとしています―」(後に「WETLAND
      軽井沢」としてシリーズ化、B4両面) 
      扇平別荘地オーナーからの開発反対表明が寄せられ始める。「運動の5つの目的」決める。

'06.01.12.地方事務所建設課、建設事務所、生活環境課へ「湿地をこれ以上減少させることの問題点」文
      書提出。県、業者に対して水路埋め戻しを指導。「湿地を守る会」はこれ以上林床を傷つけな
      いように人力での埋め戻しを主張。

'06.01.01.「軽井沢(扇平)の湿地を守る会」発足。「軽井沢サクラソウ会議」から引き継いで、保全活動
      を開始する。「扇平の法的位置づけ」文書作成。

――――↑これより2006年―――――――――――――――――――――――――――――

'05.12.28.「軽井沢(扇平)の湿地を守る会」(準備会)現地調査。

'05.12.10.「渋谷こどもの城」で軽井沢サクラソウ会議、プロナトゥーラファンド助成活動の報告。扇平の保
      全活動も説明。「軽井沢の自然は素晴らしかった、きっとうまく行く、がんばれ!」と、たくさんの
      参加者から激励される。

'05.12.05.講演会参加者名で(株)Wへ要望書。県、町にも学術調査を要望。

'05.12.04.『軽井沢に残された自然をどう守っていくのか、町の未来のための3つのお話』講演会。初雪の
      中、参加者89名。「扇平の湿地植生は、氷河期以降の軽井沢の歴史、風土を物語ってい
      る。」と信州大学島野光司助教授。

'05.12.02.講演会講師の現地立ち入り通知。

'05.11.25.(株)Wへ、水路掘削に抗議の手紙。

'05.11.16.S建設へ水路掘削の抗議。

'05.11.15.地方事務所へ水路掘削を通報。「湿地の生態系は、町の大切な財産」と訴えてきたのに、業者
      側の信義にもとる行為。

'05.11.14.突然3本の水抜き水路が掘られる。ショック!せっかく林床が回復してきたのに破壊される!

'05.11月〜'06.2月.「守る会」は開発予定地の別荘地としての適格性につき、工学的調査を実施。

'05.10.25.離山公園計画説明会で終了後、扇平問題を考えるチラシを配る。

'05.10.11.町長への開発許可保留の要望書、提出。

'05.10.07.不動産業者A建設、建設業者S建設、地権者(株)Wとの「意見調整会議」(さわやかホー
      ル)に30名以上の参加!(株)Wに直接ではなく、S建設を通して交渉するよう要請される。全町
      の湿地調査を町が約束。町で何が大切な自然かリストを創るべき。

'05.8〜9月.業者側、成沢区民に対して開発行為に伴う道路、水路の改修は開発者の義務であるにも係
      わらず、「サービス工事をしてあげる」と説明。(のちに町建設課:「これは開発行為に伴う工
      事であり、サービス工事ではない。」と言明。'06.02.09.)

'05.09.09.東京大学小石川植物園で、1937年に軽井沢で採取されたハナヒョウタンボクの小さな標本
      を確認。この10cmほどの標本から全てが始まっている。

'05.08.25.信濃毎日新聞に、『軽井沢の別荘予定地 希少植物保全へ基金 保護団体土地取得の構想』
      の記事。このころ林床が回復し始め、緑になる。

'05.08.24.田中知事に面会。保全への協力を訴える。

'05.08.15.S建設、不動産業者Aと話し合い。軽井沢サクラソウ会議:「良心的会社として宣伝できると考え
      て、買い取らせてほしい。」業者:「8〜9億円なら売却も。」1億円で競売で落とした物件を!

'05.08.10.調査はまだ3分の1しか終わっていない。100種類以上の軽井沢の自生種が群落をなして生育し
      ていることがわかる。「軽井沢にもまだこんな所が残っていたんですねぇ。」(軽井沢植物園
      名誉園長)

'05.07.31.地権者(株)Wへ手紙(第1回)。W社長への親書。※以降、現地への立ち入りが制限される。

'05.07.26.午前8時半より、雨の中現地調査。ハナヒョウタンボク発見。県、研究所、町、工事請負い業者
      S建設とも調査。地権者である関西の建築資材業 (株)Wの社長へ手紙を書くことや、「基金」
      を創ることなど決める。

'05.07.18.田中知事・佐藤町長に手紙、「軽井沢町軽井沢境新田(扇平)の別荘団地建設計画について。

'05.07.13.われもこうの会「われもこう」19号 扇平特集

'05.07.03.「軽井沢サクラソウ会議」総会。扇平の保全活動をすることを決定。

'05.06.13.第1回の県と町との話し合い。

'05.06.12.ハナヒョウタンボクは環境省の資料では、全国で2県(長野、岩手)でしか確認されていない。
      軽井沢町の湿地面積の減少率は97%以上、全国61.1%、長野県52.33%よりずっと高い。
      (国土地理院 「全国湿地調査」による)

'05.06.09.工事差し止め期間が30日と決定。「植生自体はとりわけ特別ということはない。」という県環境保
      全研究所の評価。研究所は全くハナヒョウタンボクの存在に気付かず。

'05.06.03.長野県環境自然保護課に相談。「希少動植物保護条例」の対象と、その日の午後4時半に県が
      現地に。県から業者に対して、作業でのブルドーザー使用禁止の指導がされる。

'05.06.01.移植作業。26名参加。全体の4分の1ほどの林床が、ブルドーザーで踏み潰されている。

'05.05.30.「野草の里親になって下さい」の呼び掛け。明日の作業に何人来てくれるか?

'05.05.29.潰されそうな野草の移植先を、町の植物園へと決める。町長へ協力要請。

'05.05.28.現地でルリソウ、サクラソウなどを確認。湿地の貴重な植物をブルドーザーが潰している。

'05.05.27.「軽井沢サクラソウ会議」へ『花がつぶされる、どうにかしてほしい。』と、住民からの連絡。